ippo2

新しい事に挑戦する。


「言うは易し、行うは難し」とはよく言ったもので、新しい事に挑戦する事は容易ではありません。

中には「私は新しい事に挑戦するのが好き」という方もいらっしゃるとは思いますが、自分が気になることにちょっと手を出して、飽きたらすぐ次に行く、というのは「挑戦する」のとはちょっと違うと思います。

新しい事への挑戦は、苦労を伴います。大変だし、疲れるし「なんでわざわざそんなことしなきゃいけないの?」という感じです。安定して毎日マイペースに過ごせたら、こんなに楽なことはありません。

ただ「新しい事に挑戦しないと成長しない」といって頑張る方も多いです。素晴らしい事です。でも「成長しないとダメなんだっけ?」と言われると、それは難しい所です。別に成長を追い求めなくても、生きていく事はできるでしょう。

「じゃあ何で?」と問われると、結局、「自分がどうありたいか」「どういう人生を送りたいか」という所に落ち着くのだと思います。

理想と現実にギャップがある場合、何らかの挑戦・変化を経なければ、理想には辿り着けません。だから挑戦する必要があるのです。逆に言うと、すでに現状に満足している方は、そのままでよく、無理に挑戦する必要はありません。

一方で、現状に不満があり「こうなりたい」という希望はあるけど、「いい出会いがない」「チャンスが来ない」といつも言ってる人がいます。

この点に関して私は「自分の心構え次第」だと思っています。誰しも日々何らかの機会には出会っているはずです。全ては、チャンスに出会った時に「一歩を踏み出せるかどうか」にかかっています。特に自分の事を優柔不断だとか臆病だと思っている人は、迷っている自分に気付いた時に「あ、ここか!」と思って自分を奮い立たせる必要があります。

私はそんなにガツガツしたタイプでもありませんし、チャンスを求めて飛び回るタイプでもありません。ただ「一歩を踏み出す力」はあるようなので、そこでチャンスを逃したとか、苦労したという思い出は少ないのですが、意識的に一歩を踏み出すようには心がけています。

皆さんの周りにもきっと多くのチャンスが溢れていると思います。それを自分の価値観で取捨選択(←ココが大事)し、「これは!」と思った時にはぜひ一歩を踏み出してみていただきたいと思います。

先日、「転職は慎重に」という記事を書いたばかりではありますが、一歩を踏み出す事で、自分が変化していく実感を得るのは楽しいものです。

皆さんがそれぞれの理想に近づくチャンスを掴めることを祈念しておりますし、全力でそのサポートをしていきたいと思います。