The Key To Your Success

先日、とあるクライアントから会食にお招きいただきました。

「取り引きをスタートしてから短期間に複数名の成約を出していただいたお礼も兼ねて」という、何ともありがたいお誘いです。本来であればこちらがお礼をしなければならないところなんですけどね。

会食の中で「両面型エージェントのパフォーマンスを最大化する3つのポイント」というお話をいただいたので、備忘録的にここにも記しておきます。


1:コンサルタントのブランディング

コンサルタントが「どこに強いのか」を明確にすること。
業界、職種、年齢帯、役職など、切り口は色々ありますが「強みのある領域」が明確になっていると「どんな求人ニーズが発生した場合に、そのコンサルタントに声をかければいいのか」「自分はそのコンサルタントに相談した場合、よいアドバイスが得られそうなのか」ということが事前に分かります。
逆に、それが分からないと「求人を依頼しても一向に推薦が来ない」「面談をしたけれども自分に合った求人はないと言われた」ということになってしまいます。


2:クライアントへの入り込み

担当企業に深く入り込むと、そのメリットは数え切れません。
ざっと思いつく限りでも、

・経営者・役員・管理職・採用決済者・現場の方などから「生の情報」が得られる
・書類選考なしで面接をしていただけるようになり、より多くの採用機会を創出できる
・独占で求人の発注がいただける
・顕在ニーズではなくても、事業推進に必要な人材を推薦〜採用いただける

といったものがありますね。

自分が紹介した方が入社に至ると、その方を通してまた新たな情報が入ってくるわけですから、さらに紹介がしやすくなるという好循環が生まれます。


3:スカウト担当者との協力関係

ある程度独り立ちしたコンサルタントには、専任のスカウト担当・アシスタントをつける。
そうして蜜に情報共有をしながらスカウトや進捗を行うことで、コンサルタントはクライアントやカスタマーとの直接接点に集中できるようになります。
もちろん、相乗効果を生むためには、コンサルタントとスカウト担当・アシスタントとの信頼関係がベースとなることは言うまでもありませんが。


弊社もこれから組織や仕組みを作る上で、上記のようなことは念頭に置いておこうと思います。

そこに加えて、人材紹介会社毎のこだわりやスタンス・ポリシーが出てくるわけですよね。

さしずめ弊社なら、

・価値観をベースにしたマッチング
・カスタマーへの詳細なヒアリング(クライアントへの推薦時の適切な申し送り)
・カスタマーへの親身(迅速かつ丁寧)な対応

といった所でしょうか。

まだまだ100%には程遠いですが、少しでもそこに近づけるように精進して参ります。

今日の写真:The Key To Your Success / Clearly Ambiguous