simple

先日、スカウトメールの返信率を集計してみると、徐々に返信率が下降しておりました。これはいけませんね。

返信率を高めるためには、

・スカウトを送る案件を見直す
・件名をよりキャッチーなものにする
・文面を充実させる
・しっかりレジュメを読み込んで精度の高いスカウトを送る

など、やれることは沢山あるのですが、これらはあまり本質的な解決策ではないように思います。

もし、自分がリーダーやマネージャーの立場で、こういう状況に陥っているメンバーがいたら、

「お客さまの所に伺い、ビジネスの状況や最新の求人ニーズをヒアリングしなおして来い」

とアドバイスすると思います。

なので、私も改めてお客さまの所に伺う所から始めることにします。

日経新聞の「私の履歴書」によれば「世界の王」こと王貞治さんですら、1本足打法に辿り着くまでは3年間鳴かず飛ばずの時期を過ごしたそうです。また、1本足打法に開眼してからも、打撃コーチの荒川博さんの家に毎晩通って、深夜まで素振りを繰り返していたとのこと。地道な努力の繰り返しこそが、偉業を成し遂げる唯一の方法なのだと痛感させられます。

我々のような凡人が小手先のテクニックに走っても、絶対に大成しません。

「基本に忠実に」

という言葉を忘れずに、実直にお客さまの期待に向き合っていきたいと思います。

10月入社の中山祐輔君も、3ヶ月の見習い期間を経て、今月からコンサルタントとしての活動をスタートします。当面は私のアポイントに同行してもらう形ですが、そのうち、私が彼のアポイントに同行するようになるのでしょう。

私自身がまだまだ修行中の身なので、私が教えるというよりも、一緒に切磋琢磨して道を究めていければよいなと思っております。

今日の写真:simple / Robb North