Eastern Bluebird

年始最初の営業週が終わりました。

今週の面談は8件。
まずまずのペースです。

普段、私がお会いしているのは20代〜30代前半の方が中心なのですが、初回面談の時点では今後の方向性が固まっていない方が大半を占めていると思います。

もちろん、中には明確な指針を持たれている方もいらっしゃり、そういった方はとても話が早いです。
その方の方向性に合致する求人案件があればご紹介し、そうでなければ一般的な活動のアドバイスをさせていただきます。

今後の方向性が固まっていない方々の転職理由は、例えば以下のようなものです。

・営業がしんどかったので辞めたい。次は営業以外の仕事であれば何でもいい
・ベンチャーに飛び込んだが、あまりに体制が整っていなかったので、次は大手がいい。業界はこだわらない。
・毎日同じことの繰り返しなので、飽きが来ている。他の会社も見てみたい。
・「将来起業したい」と思っているので、そこに繋がる経験ができる会社に行きたい。ただ「起業して何がやりたいのか」はまだ決まっていない。

などなど。

ともすると「それは、いわゆる『青い鳥症候群』ではないのか」という言葉が聞こえてきそうですね。

 『青い鳥症候群』
 精神科医の清水將之が、1983年の著書『青い鳥症候群 偏差値エリートの末路』の中で提唱した概念。
 青い鳥症候群に罹患した人は、理想と現実とのギャップに不満を感じるあまり、
 理想を求めて次々に新しいものを手に入れようとする傾向があるとされる。
 主に、天職を求めて何度も転職を繰り返す、忍耐力に欠けるとされる若者を指して用いられることが多い。
 メーテルリンクの童話『青い鳥』にちなんで命名された。

確かにそうかもしれませんが、聞くとそんなに高い理想を掲げているわけでもないのです。

そもそも天職なんてあるとも思っておらず、自分に自信もない。

じゃあいわゆる「さとり世代」か、というと特に何かを悟っているわけでも、
独自の取捨選択の軸を持っているわけでもない。


 『さとり世代』
 堅実で高望みをしない、現代の若者気質を表す言葉。
 具体的な特徴として、「車やブランド品に興味がない」「欲がなく、ほどほどで満足する」
 「恋愛に淡泊」「海外旅行に関心が薄く、休日を自宅やその周辺で過ごすことを好む」
 「節約志向で無駄遣いはしないが、趣味にはお金を惜しまない」
 「様々な局面に合わせて友達を選び、気の合わない人とは付き合わない」などが挙げられる。
 成熟した時代に多くのネット情報に触れる中で、彼らは現実的な将来を見通して悟ったようになり、
 無駄な努力や衝突を避け、過度に期待したり夢を持ったりせず、
 浪費をしないで合理的に行動するようになった、と見られている。

こうした求職者の方からの質問で驚くのは、

「やりたいことってあった方がいいんですか?」

というものです。

いや、別になくてもいいけど、そしたらなんで仕事を探してるんですかねぇ。。。
別にやりたい仕事はないけど、仕事はしたい。
ていうか、しないといけないと思っている・・・?

先の質問に続くのが、この質問。

「普通はどうなんですか?」

おー、そう来ましたか。

なるほど、やりたいことはないけど、普通じゃないのは嫌なんですね。

普通に仕事をして、普通に給料をもらって、普通に友達と遊んで・・・。
彼らからすると「普通でいいのに、なんで普通の幸せが手に入らないんだ」。
ということなのかもしれません。

ちなみに、「なぜやりたいことが出てこないのか」と尋ねると、

「これまでに、そういうことを考える機会がなかった」

という人が多いんですよね。

思わず、

・・・え?
それって、機会があるかないかが問題なの??
単に自分がこれまでに考えてこなかっただけなんじゃないの???

と思ってしまいますが、本人達は至って真剣です。
 
これがいわゆる『他責性』ってやつなんでしょうね。

自分の人生は自分で決めるしかないので、早く目を覚まさないと危ないですよ。

こうした若者にも、粘り強く「仕事とは」「会社とは」「業界や職種についての考え方」
「将来像」「キャリアプラン」といったお話をしていきます。

多くの方が「勉強になりました!もう一度良く考えてみます!」と仰って帰られますが、
実際にしっかりと考えて仕事観を深めていく方は、その中のごく一部なんでしょうね・・・。

一部の方にでも気づきを与えられるなら、それはそれで本望ですが。 

来週はどんな方とお会いできるでしょうか。

楽しみでもあり、怖くもあります。笑

それではまた。 

今日の写真:Eastern Bluebird / Andy Morffew