Cheers!

先日、嬉しい転職決定がありました。

個人情報もあるのであまり詳しくは書けませんが、とある企業(以後B社)への転職を熱望していた方(以後Aさん)が、意中の企業からの内定を勝ち得て、入社を決められたのです。

いやー、嬉しい。

Aさんの活動を見ていて、「転職エージェントの活用方法」について、感じる所がありましたので、一筆したためさせていただきます。

Aさんが私の所にご相談にお見えになったのは、2ヶ月前のことでした。

聞くと、ネットでの私の書き込みなどを見て「この人は、私が志望しているB社のことに詳しそうだ」と思って、直接訪ねてきたそうです。

この時点で、行動力が人並み外れています

そしてお話を聞いてみると「人材紹介会社のキャリアアドバイザーへのキャリアチェンジを考えていて、特にB社に興味があるんです。自分なりに志望動機などを整理しているんですが、より詳しいエージェントさんに意見をもらって、もっとブラッシュアップしたいので、聞いてもらえますか?」と。

いやいや、もちろん聞きますよ。
ていうか、そこまで準備してきている人なんてほとんどいませんし。

Aさんが志望していたB社の選考には適性試験(いわゆるSPIですね)があるのですが、その対策も見事でした。

SPIの言語・非言語能力適性検査の部分は、ある程度パターン化された出題傾向があるため、問題集を購入して一通り勉強すれば、一定の水準までは高めることができると思います。
ただ、仕事をしながら実際に家で勉強をするのは大変なので、ほとんどの人が結局ぶっつけ本番だったり、ネットで軽く調べる程度で受検しているかと思います。

その点、Aさんは私と会う前にすでに問題集を購入し、テキストを2周やり終えていました。
その段階で「8割は取れるようになった」と仰っていましたが、そこで満足せずにギリギリまで復習を重ね、実際に受検する直前には「時間さえあれば100%、緊張して多少時間が足りなくても90%は取れる自信がある」という所までやり切っていました。本当に頭が下がります。

そこまでの努力と熱意を見せられては、私も本気を出さざるを得ません。

何度も事前に打ち合わせをし、転職理由や志望動機に様々な角度から突っ込みを入れ、テクニック論ではなく、本人が納得して視点や考え方が変わるところまで徹底的に壁打ちをしました。

通常の転職活動であれば、第一志望を単願で受けるよりも、第二志望や第三志望まで保険をかけるものかもしれませんが、Aさんとは「ここまで準備したんだから、B社単願で行きましょう」と決めて、選考に臨みました。

結果は無事に内定。

Aさんの努力が結実した瞬間です。

振り返ってみると、完全に私はAさんにうまく乗せられていたのですが、とても前向きに喜んで乗せられていた格好です。

よく仕事には「巻き込み力」が必要だと言いますが、Aさんの本当の凄さは、努力家な部分ではなく、この「巻き込み力」なのかもしれません。

私はあまり仕事に私情は挟まないタイプではありますが、そんな私ですらAさんに対しては「何とか力になりたい」と思わされていました。

どんなにプロフェッショナルな仕事人でも、人は人。
相手をその気にさせることができれば、より良い協力を引き出せるはず
です。

特にエージェントは属人的なサービスですので、いかにして転職エージェントを味方につけ、最大限の助力を引き出すかも、転職活動を成功させる秘訣の一つなのではないでしょうか。

Cheers! / EmilyBergquist